地球を一つの"生物"とみなす視点
人間が住む地球・動植物や微生物等が暮らす地球という広く一般的で局所的・限定的・近視眼的な見方ではなく、地球を一つの生命とする視点があります。
この視点に立つと、地球は自己調整をおこなっており、我々人間も四足動物も細菌も同じ地球という生き物の自己調整機構の一部と捉えられる。

この考えの原点を提唱したのは、1960年代にNASAに勤務していたイギリス人科学者 James Ephraim Lovelock(ジェームズ・ラブロック) その人であった。
彼はイギリスの科学者として人類の自然知識向上に多大な貢献をした個人に与えられる王立教会フェローに選出されている。
現在、彼の考えは多くの科学者の支持を得ており、気候温暖化に代表される地球環境問題の科学的背景としても重要な位置付けにある。

当サイトのコンテンツは、人生を豊かにする内容はもちろん、地球を一つの生物とみなす視点も考慮した内容になっている。
ぜひ掲載コンテンツの関連性を自らの頭で考え想像しながら地球環境や生物についての理解を深めることにも挑戦していただきたい。