ダルメシアン
読み:だるめしあん
英語:Dalmatian
サイズ:大型犬
体高:48㎝〜61㎝
体重:20kg〜30kg
ダルメシアンは、白地に黒または茶色の斑点模様が特徴の犬種です。
狩猟犬として起源し、初期には馬車の護衛犬としても使用されました。ダルメシアンは貴族の間で高く評価され、夜間には馬小屋を護衛する役割も果たしました。この犬種の起源はクロアチアのダルマチア地方で、FCI(国際畜犬連盟)もこれを認識しており、ポインターや斑点のあるグレート・デーンが先祖です。1375年に最初の文献記録がĐakovoの司教がダルマチアで主に見られる狩猟犬について言及した中に現れました。この犬種の発展は主にイギリスで行われ、1890年に初のダルメシアンクラブが設立されて標準が公式化され、1920年から欧州全土に広がりました。
ダルメシアンは人気のペットで、多くの愛好家がケンネルクラブの競技会に参加しています。
ダルメシアンは狩猟本能が強く、ネズミや害獣の駆除に優れています。さらにはサーカス犬としても成功を収めました。また、馬と相性が良く、米国では馬が引く消防車の時代には、火災現場では馬が不快になりやすいため、ダルメシアンが馬を守っていました。