グレート・ピレニーズ
読み:ぐれーと・ぴれにーず
英語:Great Pyrenees
サイズ:超大型犬
体高:61㎝〜82㎝
体重:41kg〜57kg
ピレネー・マウンテン・ドッグ(通称:パトゥ)は、フランスの家畜保護犬の犬種で、フランスとスペインを分けるピレネー山脈のフランス側に起源があります。アメリカでは「グレート・ピレニーズ」としても知られており、フランスや米国では家畜をオオカミやクマなどの捕食動物から守る役割を果たします。
この犬種は17世紀にフランスの宮廷に導入され、国王によって「フランスの王室犬」と名付けられました。19世紀には狼の絶滅後、数が減少し、20世紀初頭には絶滅寸前でした。その後、フランスの犬の権威であるベルナール・セナック=ラグランジュによって繁殖プログラムが開始され、犬種の存続が確保されました。ピレネー・マウンテン・ドッグは後に北アメリカに輸出され、「グレート・ピレニーズ」として人気を博しました。その後、犬種基準が異なり、ショーリングの劣化に対抗するための取り組みが行われました。